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Play-to-Earn(P2E)とは何か?
「Play-to-Earn」とは、日本語で「Play」はゲームで”遊ぶ”を意味し、「Earn」は”稼ぐ”を意味しています。
DiscordやSNSなどでは、頭文字3文字をとった「P2E」という略称が使われています。
また、「P2E」だけでなく、「Move-to-Earn(M2E)」の”動いて稼ぐ”や「Sleep-to-Earn(S2E)」の”寝て稼ぐ”など、新しいX(何か)-to-Earnがどんどんリリースされています。
従来では、ゲームといえばアプリケーションを購入して遊ぶモデル(Pay-to-Play)と無料のアプリケーションで遊ぶモデル(Free-to-Play)でした。
しかし「P2E」は、ゲームとブロックチェーン・DeFi(分散型金融)・NFT・仮想通貨などを組み合わせることによって、プレイして稼ぐ仕組みが確立しました。
NFTゲームとは何?
NFTゲームは、仮想通貨の「ブロックチェーン(分散型履歴台帳管理)」技術をベースに開発されるように変遷しています。
NFTゲーム上で、自分だけのオリジナルアイテム・キャラクターを作成して蓄積することが可能になりました。ブロックチェーンの特性を活用して、不正アクセス・情報改竄を抑制するセキュリティー機能が強化されています。
NFTをわかりやすく解説した記事はこちら!!!
NFTって何?NFTアートやNFTゲームをわかりやすく解説!
遊んで稼ぐ仕組み
個々の「P2E」ゲーム内で利用するコインは独自の仮想通貨を利用しており、マーケットに上場することで価額が付与されています。
そして、Play-to-Earnにて儲ける方法は
・ダンジョンもしくはミッションを達成して報酬を獲得
・PvPもしくは、PvEのバトルにて勝利して報酬を獲得
・キャラクターもしくは武器・アイテムNFTをマーケットで売却
従来のオンラインゲームとほとんど替りませんが、報酬として独自のトークンを獲得し、そのトークンをリアルマネーに換金できたり、NFTの取引をリアルマネーでも行うことが可能であることから、「遊んで稼ぐ」という仕組みが成り立っています。
「P2E」のおすすめゲームランキングTOP3
1位:Illuvium(イルビウム)
名称 | illuvium(イルビウム) |
リリース | 2022年内(予定) |
カテゴリー(ジャンル) | オープンワールドRPG |
通貨(トークン) | ILV |
ネットワーク | Ethereum |
対応デバイス | PC |
開発国 | オーストラリア |
対応言語 | 英語 |
初期費用 | 無料 |
公式URL | https://www.illuvium.io/ |
illuvium(イルビウム)は、荒廃した美と驚異の広大な大地を旅し、危険な獣を狩り、捕まえてアリーナで戦うか、取引所で取引していくオープンワールドRPGです。
遊んで稼ぐ方法には「ゲームをプレイして稼ぐ方法」と「バトルに賭けて稼ぐ方法」と「マーケットでの取引」があります。
・ゲームをプレイして稼ぐ方法
プレイ、PVE クエストの完了、特別な実績の実行、トーナメントやイベントでの賞品の獲得を通じて、ゲーム内報酬として ILV トークンでクリプトを獲得します。
・バトルに賭けて稼ぐ方法
リヴァイアサン アリーナでの試合に参加したり賭けたりしましょう。これはPVP バトル アリーナで、プレイヤー同士が戦い、誰がIlluviumで最強のレンジャーかを証明します。
・マーケットでの取引
Immutable Xとの統合により、Illuvium の NFT マーケットプレイスである Illuvium の NFTマーケットプレイスで、ピアツーピア取引のガス料金がゼロになり、捕獲された Illuvials、養殖物、およびその他の収集可能/作成されたNFT アイテムを販売および取引できます。
2位:POLKA FANTASY(ポルカファンタジー)
名称 | POLKAFANTASY(ポルカファンタジー) |
リリース | 2023年Q1 |
カテゴリー(ジャンル) | トレーディングカードバトル |
通貨(トークン) | XP/POLK |
ネットワーク | ETH・BSC・Polygon(Solana・Cardanoも追加予定) |
対応デバイス | windows10/11 |
開発国 | 日本 |
対応言語 | 英語/中国語/日本語 |
初期費用 | 有料 |
公式URL | https://polkafantasy.com |
「PolkaFantasy(ポルカファンタジー)」は、日本の2次元カルチャーを専門としており、ゲームをプレイするだけでなく、クリエイターも収益を得られる独自のエコシステムの構築を目指しています。
また、スクウェア・エニックスの元 CTOで「ファイナルファンタジーXIV : 新生エオルゼア」の元テクニカル ディレクターの橋本義久氏が、ゲームテクノロジーアドバイザーとして参加しているため、世界中で注目を集めています。
さらに、初代「ストリートファイター」「ロックマン」のイラストデザイナーである稲船敬二氏とコラボした最新プロジェクト「BEASTROID(ビーストロイド)」の発表もされているため、今後の展開などに期待が高まっています。
3位:元素騎士Online(げんそきしオンライン)
名称 | GENSOKISHI ONLINE(元素騎士オンライン) |
リリース | 2022年11月(予定) |
カテゴリー(ジャンル) | 3DMMORPG |
通貨(トークン) | MV(ERC20)/ROND |
ネットワーク | Polygon/ERC20 |
対応デバイス | PC/スマホ(ブラウザ) |
開発国 | 台湾 |
対応言語 | 英語/中国語/日本語 |
初期費用 | 有料(スカラーは無料) |
公式URL | https://genso.game/ja/ |
「元素騎士オンライン」は、台湾で開発された「エレメンタルオンライン」が中国版としてリリースされ「2012年台湾Game star Award」で金賞を獲得し最も売れたモバイルゲームのことです。
そして、「元素騎士オンライン〜META WORLD〜」は、ブロックチェーン技術により、メタバース初の「Free to Play(無料プレイ)」 & 「Play and ECO(メタバース経済)」 & 「UGC to Earn(作って稼ぐ)」の要素を実現するプロジェクトです。
・ゲームプレイによる報酬
ユーザーは、ゲーム内で手に入れたベース装備やゲーム内アイテムをNFTに変換することができます。
例えば、ダンジョンで”最強の剣”を手に入れた場合、ユーザーは”最強の剣”をNFTにコンバートして、NFTマーケットプレイスにて売買することができます。
・NFTの売買(オシャレ装備NFT、ベース装備NFT)
ゲームをプレイするために必要な装備・アイテムのNFTである「オシャレ装備NFT」「ベース装備NFT」「アイテムのNFT」「LANDのNFT」などをマーケットプレイスにて売買することができます。
・NFT貸出による権利報酬
Play to Freeシステムにより、アカウントを作成するだけで誰でもゲームに参加できるように、スカラー(貸出)制度を設けいています。
スカラー制度は、オシャレ装備を所有しているプレイヤーは、他のプレイヤーにオシャレ装備を貸出(レンタル)すことでオーナーとなり、スカラー(借主)はレンタル期間に得た戦利品の一部をオーナーに支払うことで、無料でもオシャレ装備を使ったプレイが可能となります。
・MVのステーキング
MV(Polygon)をステーキングすると、預けた量に応じて順次「ROND」が配当され、72 時間後からコレクトできるようになります。
”ROND”の配当率は、運営が必要とする MV の数に足りなければ上がり、預かる数が満ち足りると低い利率となります。
・UGCランドによる権利収入
Metaverse内の「土地の区画(ランド)」を購入することで、敷地内にマップやモンスターを配置させることができます。
そして、所有しているランド内に他のプレイヤーが入る時に入場料(miniROND)を支払い、ランドの所有権に 85%、15%は管理料として運営に分配される仕組みになっています。
まとめ
「P2E」は、ゲームをプレイして仮想通貨(暗号資産)やNFTを獲得できる新たな分野のゲームとして日本でもまだまだ参入者は少ないですが、SNSなどでも話題になっています。
始めるには前に初期費用が必要なケースもありますので、必ず事前に確認しましょう。
また、仮想通貨(暗号資産)に投資する場合は、すべて自己責任となりますので、リスクをよく理解してから参入しましょう。