仮想通貨(暗号資産)

仮想通貨のステーキングとは何!仕組みやメリットデメリットとリスクを解説!

ポコチャ
ポコチャ
仮想通貨(暗号通貨)におけるステーキングってよく聞くけど一定期間預けてれば報酬がもらえるということしか知らないw
オウール先生
オウール先生
大まかには正解です!では、ステーキングについて仕組みなどを解説していきましょう。

ステーキングとは何か?

ステーキングは、特定の仮想通貨(暗号資産)を保有し、当該仮想通貨のブロックチェーン・ネットワークを管理した対価としてリワード(報酬)を得ることができる仕組みです。

銀行の定期預金や国債、株式などの保有していることで得られる報酬と同じインカムゲインになります。

定期預金や国債の場合、1年〜5年などの期間に預入れすることで元金に対して利子を受けとうことができます。

 

また株を保有している株主・機関投資家は、当該企業の業績によって配当を出す仕組みと似ています。

実際にステーキングは、当該の仮想通貨をネットワーク上に預入れ(ロック)し、一定期間は当該仮想通貨の取引をすることができない代わりにリターンとして利子を受け取ることができます。

ステーキングは、当該仮想通貨を長期保有することで、資産を増やすことができる運用方法で、保有するだけなので投資初心者でも簡単にできます。

また、ここ数年の金融機関の定期預金の年利は0.01%です。

ステーキングは国内の仮想通貨取引所で約5%、海外の仮想通貨取引所では国内の倍程度の利率もあるため、どこでステーキングするかによっても投資戦略が変わってきます。

ステーキングのメリット・デメリット

メリット

預入れが簡単

仮想通貨(暗号資産)を取引所のステーキング用ウォレットにてネットワーク上に預入するだけなのでローリスクです。

これまで仮想通貨(暗号資産)は、当該銘柄の価額が安価のときに購入して、価額が上昇したときに売却することで差益(キャピタルゲイン)のみでしたが、ステーキングによってローリスクで資産運用できる方法が選べるようになりました。

そのため、価格変動が大きい仮想通貨の取引をしなくとも、当該銘柄を保有しているだけのステーキングはネットワーク上に預入するだけで金利を得る仕組みなのでトレーディングよりもローリスクといえます。

仮想通貨取引の知見がなくとも始められる

ステーキングは、ネットワーク上に仮想通貨を購入しておくと、報酬が自動追加される仕組みです。

ステーキングは、手数料・トレードの知見が要りません。

しかし、仮想通貨自体の価額が急変動してしまった場合、すぐに払い戻して売却することができないリスクもあります。

ただ、最近のステーキングでは自由に払い戻しできる取引所もあるため、仮想通貨の価額が急変動しても対処できる可能性は高くなりました。

不労所得になり得る

仮想通貨をステーキングしている限り利子が発生するため、仮想通貨が仮想通貨をしっかり稼いでくれる仕組みです。

仮想通貨のトレードで稼ぐキャピタルゲインはあくまで人間の裁量によって利益が出たり出なかったりしますが、ステーキングは預けているだけで勝手に増えていき、預けている数量が多ければ多いほど報酬がどんどん入ってきます。

ポコチャ
ポコチャ
不労所得って言葉は大好きwステーキングしてるだけだから仮想通貨が働いてくれてるのは間違いないね♪

長期投資と相性が良い

長期投資している場合、数年間の間に取引の回数がほとんどないこともあります。

そのため、取引していない間はステーキンングすることで、長い年月かけて利子を受け取り続けることができます。

利子をさらにステーキングしていくことで複利で運用することもできるため資産を増やすスピードも上がりやすくなります。

また、取引する頃には仮想通貨(暗号資産)の枚数も増えているため、気づいたら資産が増えている可能性もあります。

ポコチャ
ポコチャ
ステーキングって預けてるだけで勝手に報酬が入ってくるから買って保有してる間にも利益を生んでくれるステーキングして損はないよねw

デメリット

最低限の預入れが必要

単位の仮想通貨を購入する必要があります。仮想通貨取引所ことに最低預入単位が決まっています。

その単位以上の仮想通貨取を購入して預入する必要があります。

仮想通貨取引所によっては、最低預入単位が円換算で500円~1,000円のケースもあるため、自身の余裕ある金額から始めて徐々に増やしてみることがオススメです。

預入れした仮想通貨を自由に引き出せない

ステーキングのなかには一定の期間、預入した資産を自由に扱えないロックステーキングがあります。

ロックダウンステーキング期間は7日間・1月間・3月間と短期に設定されています。

ロックステーキング期間中は文字通り資産がロック(排他管理)されます。

そのため、預入れ期間中に通貨の価値が暴落もしくは暴騰した場合、売りたいと思ってもすぐに売ることはできないこともあります。

ポコチャ
ポコチャ
最近は、払戻しが自由な取引所もあるからステーキングしておいても損はないと思うよw

プラットフォームのリスクがある

ステーキングは仮想通貨取引所のネットワーク上に預入れをするため、ホットウォレット特有のリスクがついて回ります。

取引所がハッキングされた、ネットワークが脆弱で不正アクセス・資産漏洩などのリスクもゼロとはいえません。

もし取引所がハッキングされてしまったり、不正アクセスによって流出してしまったら資産を全損するなどのハイリスクもありえます。

大手の仮想通貨取引所の場合、サーバーのセキュリティやログイン時のセキュリティを強化している場合が多いため、ステーキングの利率が他より低くても安全に資産を預け入れできるなどリスクリターンのバランスなども考慮する必要があります。

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まとめ

ステーキングは、仮想通貨(暗号資産)を保有している間にも有効に資産運用できる投資方法です。

大切な資産をネットワーク上に預入することになるため、仮想通貨の特性やホットウォレットのリスクについて十分に理解した上でリスクを減らして上手に運用していくことで、効率よく資産運用することができるようになります。