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仮想通貨の法的な位置づけ
日本銀行のHPによる定義によると
「暗号資産（仮想通貨）」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。
（1）不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨（日本円や米国ドル等）と相互に交換できる
（2）電子的に記録され、移転できる
（3）法定通貨または法定通貨建ての資産（プリペイドカード等）ではない
（引用元：日本銀行HPより）
この３つに定義されます。
詳しく説明すると、
・物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値（電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。) であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
・不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの、と法律で定義されています。
つまり、ざっくりわかりやすく要約すると、日本円もしくはドルなどの法定通貨と相互に換金できて、電子的に財産的価値があって、ブロックチェーンにて資金を移動させることができる通貨のことです。
ただし、もし仮想通貨の価値が０円になった場合は、国も誰も補償してくれませんので、あくまで自己責任になります。
仮想通貨の儲け方の仕組み
仮想通貨に投資して「儲ける」仕組みは、株式投資と同様に、値上がり差益を得る方法と、暗号資産のマイニング（取引履歴を承認するようなこと）によって報酬を得る方法と、仮想通貨を貸出もしくはステーキングして利率を得る方法があります。
１．仮想通貨取引の値上がり差益を得る方法
仮想通貨を購入した価額より、値上がりときに売却して差益を得る方法です。
こちらが一般的に儲ける仕組みとなっており、FXや株式と同様に、株価が安価なときに購入して、値上がりしたときに売却益を得る方法です。
現物取引で儲ける方法
事前に法定通貨で仮想通貨を購入する方法です。
上記と同様に価額が値上がりしたときの差益で儲けます。
先物取引で儲ける方法
仮想通貨を将来売買する約束する取引のことです。
購入のときに決済されません。
先物取引はレバレッジ（借り入れを利用して、自己資金の収益を高める効果が期待できること）で元手資金よりも大きな取引をすることができます。
２．仮想通貨のマイニングで儲ける方法です。
マイニングは「採掘」と訳しますが、仮想通貨取引では、取引履歴データを承認する作業で報酬を得る方法です。
ただし、マイニングをするにあたり、PCとグラフィックボードが必要となり、マイニング用の機材を揃える必要があります。
３．仮想通貨のレンディングで儲ける方法
仮想通貨（暗号資産）のレンディング（貸仮想通貨）は、仮想通貨を貸し出すことで、賃借料を得る方法です。
レンディングは、仮想通貨の売買をせずに、貸し出しをすることによって利子に相当する利益を得る仕組みです。
貸出の期間や最低預入量、利率などは、各暗号資産取引所によってことなりますが、多くの場合、銀行の普通預金・定期預金よりも高い利子を得られることが魅力となっています。
４．仮想通貨のステーキングで儲ける方法
ステーキングとは、ビットコインにおけるマイニングに相当するプロセスで、保有しているだけで報酬を得ることができる仕組みです。
レンダリング（貸暗号資産）と似ていますが、ステーキングは、手続する必要がなく、ステーキング対象の仮想通貨（暗号資産）を自身のウォレットに保有しているだけで、ステーキング報酬を受け取ることができます。
また、保有期間に縛りがないため、いつでも送金や売却も可能となります。
ただし、利率に関しては、取引所や各銘柄によって異なります。
今から投資すべきか？
2017年末に起きた仮想通貨バブルが起きたことにより、投機・投資家らが仮想通貨取引に熱狂しました。
あれから早くも5年が経過しますが、今から仮想通貨に参入しても利幅が少ないと捉えガチですが、仮想通貨投資はまだまだ手遅れではありません。
ビットコイン(Bitcoin)の価額は発売当初から何百倍に値上がりしていますが、仮想通貨（暗号資産）は6000種類以上の銘柄があるため、これから上がるかもしれない仮想通貨（暗号資産）が眠っており、まだまだ大幅な利益が得られるチャンスはあるかもしれません。
さすがにバブル期のような上がり方とまではいかないですが、ビットコインは１００万ドル（日本円で約１２８０億円）になる未来を予想しているアナリストもいるため、まだまだ可能性はあると思います。
ちなみに、日本では明治時代初頭から株式投資が行われており、今現在も株式市場はとても人気があります。
さらに、これから市場はどんどん大きくなっていくため、同様に仮想通貨投資には、まだまだ期待が持てると言えそうです。
また、メタ社によるメタバースの普及と利用者増加や、NFTゲームの盛況、インターネットが次の世代へと時代が変わるため、仮想通貨（暗号資産）はどんどん流通するようになる未来もあるといわれています。
儲けるためには、あらゆる情報収集に時間を割いて、安価なときに投資してリターン利益を期待しましょう。
まとめ
仮想通貨投資は、相場変動も激しいですし不安定です。
そのため、大儲けの可能性も大きいですが、リスクが大きいことを肝に銘じてください。
投資は、あくまで自己判断・自己責任なので、判断情報をしっかりと収集していきましょう。
